2023年1月30日
親子リレー返済ってなに? 2016.10
もともとは高齢者でも住宅ローンを
長く組めるように考えられたのが親子リレーです。
連帯保証人のような収入合算とは違い、
2人の年収を利用してそれぞれが住宅ローンを組みながらも
時間をずらして返済するのが親子リレー返済です。
親が払えるうちは払い
残りの期間は子供がローンを返済します。
親の団信保険は80歳で消滅します。
親子リレーの条件は銀行により内容が異なるので、
よく吟味が必要ですが、デメリットもあります。
ローンの責任が半分だと団信の保証額も半分なので、
どちらが早く亡くなってもローンの半分が残ります。
子が先に亡くなれば高齢な親が支払えなかったり、
親が先に亡くなると、土地と建物が相続対象になるので
兄弟とモメたりだとか…
親子共元気で収入があるというのが住宅ローンの基本。
もしもの時のこともしっかり考えて
親子で助け合うのを前提にして、
親子リレーは組んでください。
ひと度このローンを組むと
子が他で住宅ローンは完済してない限り
組めなくなるので気を付けてくださいね。
そして必ず同居しなければなりません。
親子リレーにしなくても
一緒に住むかもしれない親の収入を
連帯保証人として合算することができますが、親には団信保険はつきません。子がメインでローンを組みます。
少しだけ足りないという方はこちらの方がいろいろ難しくないので手軽かと思います。
いずれにしても親子ローンは
お互いリスクを背負うわけになるので
仲良く元気に暮らせたなら、
長い期間組める便利なローンと言えます。
親子リレーになると親子共元気でいないとだめなので
一緒にローンを支払いお互いを大切にしあえるのではと思います。
これが結構親子リレーのメリットなのかもしれませんね。