助成金、補助金、給付金などなど 2018.03
助成金、補助金は国、地方公共団体と、色々とありますが
国からのものは住宅で使用するエネルギーを減らす(ゼロエネ)とか長期に住宅の寿命を延ばすことで建て替えに伴うエネルギーを減らすなど、省エネに関するものがほとんどで長期優良住宅、Belsなどの認証が必要となります。
この認証にはまあまあの手間と費用がかかります。
ここで悩ましいのは、認証を取得したとしても絶対助成金、補助金がもらえるとは限らないこと!!
なぜならこれらは抽選だから…なんです。
私共のような工務店にはさらに地域型住宅グリーン化事業の補助金がありますが、毎年競走費は上がっています。
もちろん当たる人もいますが、当たらない人も当然います。
ZEN補助金もタイミングが良ければスイスイできるのですが
昨年の様子だと募集期間が急でしかも短いので間に合わない。
さらに当たるかわからない。
予め、準備している人がギャンブルするみたいな...。
私達もお客様もその度に一喜一憂。
本当に心臓に悪いです。国に対して怒りたい。
その点、地方公共団体の補助金は金額は小さいことと、目的が子育て世代、高齢者のためのものもあり、期間も条件もやさしいように感じます。
窓口の担当さんも親切だったりします。
岐阜県に関して言うなら利子補給制度は5年間1.0%の利子相当額(上限あり)を補助してもらえますが...
なぜかフラット35適合住宅でないといけません。
住宅ローンにフラットは使わなくても認証をとらねばなりません。
建築前に決断が必要になります。
申請費と利息の比較だけでなく、その他の条件もよく吟味しないといけません。
これらもやっぱり抽選ですが、応募の状況はなんとなく教えてくれる場合もあります。
そしてすまいの給付金。
これは消費税引き上げによる住宅取得者の負担を緩和するもので収入によって給付が変わります。
どれも住宅購入者が申請をしてお金を取得するもので
計画段階で何に該当させ応募するか決めなくてはいけません。