「二世帯住宅について考えよう」Part1 2016.08
親、子の両方が“気を使って暮らすのは…”
と敬遠される二世帯同居。
主人の親と暮らす私から
メリットについてお話しようかと思います。
デメリットの多くは“気をつかう”というところで
元々が他人ですから
お互いの距離感がわからないうちはトラブルもあります。
そんなことも3年暮らしたら慣れてくるので
大した問題ではありません。
今回は経済的な問題をピックアップします。
①住宅を建てる費用が安く済む(二件建てるより)
親の土地に家を建てれば土地代は不要。
土地が無くても家だけで考えても
1000万位は少なく済むはず。
親の古い家を売却して新しく土地を買い家を建てるのに
頭金にしても相当助かるはずですよ。
②住宅維持費・ランニングコストを削減できる。
親、子がそれぞれの家で暮らすとすると、
子世帯4人が生活する光熱費と親二人が暮らす光熱費は、
1割程度しか変わらないそうです。
それが一緒に暮らすことで
別々に暮らすより2割位安く済むそうです。
住宅の維持費は一件分なので大きく変わります。
普段の家のメンテナンスも皆でできるから
時間も短縮できて楽ちんです。
③相続の時に大きなメリットがあります!
2014年1月1日以降は二世帯住宅に関する取扱いが
見直され特例要件が緩和され、
内部で行き来できる共用二世帯でなく
完全分離型の二世帯であっても
二世帯住宅に対応する敷地全体の80%減額にして
相続でき、また、その土地の大きさの上限も
240㎡から330㎡へと拡大しました。
「二世帯住宅にして子が親と同居し、
その子が親名義の自宅土地を相続する」
こうすることで離れて暮らす親の家を相続する場合よりも
相続税を小さくすることができます。
親の作った財産をできる限りムダにしない。
良い方法だと思いませんか?
(興味ある方は詳しく調べてくださいね。)