家のメンテナンスで一番お金がかかることは
やっぱり外壁の塗装。

面積が広いのと足場台が高いので
１００万位かかってしまうかも。

１０年前にメンテナンスのない壁として流行ったのは
“タイル壁”
タイルは焼き物なので耐久性が高く
塗装不要という理由です。

しかし、タイルは材料と施工費がかかることが
ネックでした。

タイルはサイディングを貼ってから上に貼るので
手間がかかります。
さらにタイルの貼り方によっては
割れや脱落も無いわけではなく
壁自体の重さも自信を考えると気になる…。

そんな中 できたのが
ガルバリウム鋼板や長寿命サイディング。

ガルバリウムは“トタン”と呼ばれ
昔からありましたが
“安っぽい”という印象が強く
今の様なモダンなデザインに
かっこよく使用されるまでは
存在感は薄かったような…。
(現在はオシャレ素材として扱われていますけどね)

そして現在よく使用されているのが
窯業系サイディングの長寿命バージョン。
３０年位塗装しなくて良いのと
コーキング材を使用する部分が少ないものは
意匠的にも外観のデザインを損なわず
美しく仕上がります。

コストパフォーマンスが良いことも
選ばれている大きな理由です。

◂価格順▸
タイル＞ガルバリウム鋼板＞長寿命窯業系サイディング＞ふつうの窯業系サイディング
※価格順ですが耐久年数順でもあるかな。

個人的な意見ですが、家も３０年経ったら
１度は足場をかけて
総点検・総メンテナンスが必要になると思います。

塗装するタイミングで
しっかりメンテナンスすれば良いので
ちょうどいい様になると思います。

家を建てて１０年はあっという間ですが
３０年はなかなか長い。
ライフスタイルも家族構成も変わっています。

そういうことも外壁のメンテナンスと一緒に考えて
何を選ぶのか決めてくださいね。