2023年1月30日
最近の窓について考えよう! 2018.02
窓は高気密、高断熱、防犯と機能的な理由と住宅のデザインの変化により
形、大きさ、デザイン、色、材質と随分様変わりしてきました。
20年前の家は当然のように
引き違い窓が南の面にこれでもかと取付してありました。
窓は光と温度と風を取り入れるということで
“たくさんあった方がいい”という考え方でしたが
世の中が高気密、高断熱に切り替わった途端
“窓からの熱の出入りは悪”となり
さらに防犯問題が加わり、窓はどんどん小さくなる方向。
そんな状況にサッシメーカーは努力。
窓から熱を逃がさない様に遮熱機能の高い
“Low-eガラス”や熱の出入りの少ない“樹脂サッシ”がでてきて
日光がたくさん入る大きな窓も安心して取りつけできるようになりました。
気密という点では引き違い窓には
障子のまわりに必ずスキマができます。
その隙間を解消すべくすべり出し窓がでてきました。
人の出入りがある掃き出し窓やシャッターを取付したい時は引き違いを使いますが、気密や風の入りを考えるとタテすべりの方が機能性は高いです。
風について言えばタテすべりの方が引き違いの
10倍ほどの風が入ってくるそうです。
ただのデザインかと思っていましたがちゃんと理由があるのですね。
これなら小さい窓でも風が入りますね。
横幅を小さくすれば防犯対にもなります。
窓はかっこよく、効果的に取り付けましょう!!