消費税引き上げに伴い
住宅取得支援策が次々出てきています。

住宅ローン減税は控除期間を３年延長。
すまいの給付金も対象となる所得階級を拡充し
給付額も最大５０万円に引上げ。

そして、さらに一定の性能を有する
住宅を取得する人に対して
様々な商品等と交換できるポイントを発行するというのが
今回、紹介する
“次世代住宅ポイント制度の創設”です。

2009年と2015年に実施された
住宅エコポイントと似てます。
今回の制度では、
①エコ住宅　②長持ち住宅　③耐震住宅　④バリアフリー住宅
であれば標準ポイントが３０万ポイントもらえ、さらに
⑴認定長期優良住宅　⑵低炭素認定住宅　⑶性能向上計画認定住宅　⑷ZEN
であればさらに５ポイント加算　

ここまでやらずとも
家事軽減設備を取り付けると
ポイントが加算されるシステム。

　以前の住宅エコポイントと大きく違うところは…
工事代金をポイントで支払うことができた
“即時交換”ができないこと。

工事後ポイントを使って
「環境」「安全、安心(防災)」
「健康長寿・高齢者対応」
「子育て支援・働き方負担(家事負担)」
「地域振興」に資する商品に変更できるというもの。
具体的な交換商品はまだ未定です。
ほんとうに欲しい物があるといいなぁ．．．
新築だと家具やカーテンに使えるといいなぁと思うのだけど
こういうポイントって手元に来るのがだいたい遅い．．．
ちょっと大丈夫かな？と思ってしまう。

　予算は2015年の1,8倍の1300億円。
前回よりは多いですが、なくなったら終わり。
早いもの順です。
住宅ローン減税や、すまいの給付金のように
出せば確実にもらえるというものではないので
“おまけ”というふうに考えていないと
外れた時ショックが大きいです。
だから即時交換がなくなったのかな？

工事費を現金で払うか、タダになるかは天国と地獄です。
後から買えるか、我慢するか位なら腹も立たない。
と考えるとこのポイント制度
絶対必要なモノには使われない。
まさに“おまけ”