2023年1月30日
24時間換気ってなぁに?? 2018.10
2003年7月に建築基準法が改正され
すべての建築物には
24時間換気システムを設置することが
原則として義務付けられました。
当時、世の中で騒がれた
シックハウス症候群を防ぐためです。
建材や家具からはさまざまな有害物質がでてくると言われていました。
建物の気密性が上がり
ライフスタイルの変化により
換気する機会も減少したせいもあります。
建築基準法では1時間で部屋全体の空気の
半分を入れ替える様にと言っています。
えー!!そんなに!!と思いますが
それ位入れ替えしないと
部屋の空気は良くならないってことです。
現在、住宅の換気方法は主に2種類。
吸気も排気も機械で行う第一種換気と
排気のみを機械で行う、第3種換気です。
どちらが良いか聞かれますが、一長一短です。
室内の快適性で考えるなら第一種です。
吸気と排気の両方をコントロールし
室内の温度、湿度への影響は少ないですし
全館の空気を整えます。
但し設備費用とフィルター交換などの
メンテナンスコストはかかります。
ランニングコストは第3種に比べ
冷暖房費を抑えられるので
あまり考えなくても良いと思います。
各部屋にダクトを通して換気をするので
スイッチを切るとダクトの中で結露が起きます!
絶対に切ってはいけません!
これがちょっと負担ですね...
第3種は全てがシンプル。
設置コストも安く、メンテナンスも簡単ですが、
外気を直接室内に取り込むので冷暖房の効率は悪いです。
しかし、こちらの方が目で見て分かり易いので
多く採用されている換気方法です。
どちらが良いかは
則武中モデルハウスで体感できます。
気になる方はぜひご来場くださいね!