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TOP/スタッフブログ/2022年7月29日

shimazaki MIKAWA スタッフブログ 名古屋東 塗り壁

塗り壁の話②

知立市、安城市、刈谷市を中心に愛知県全域で新築・注文住宅、リフォームを

手掛ける工務店、フェスティナ・レンテ 三河支店の島崎です。

 

弊社レンテ三河が得意とする「塗り壁」の、今回は「内壁塗り壁」についてです。

 

 

 

日本の内壁材で最も普及しているのはビニルクロスで、

その普及率は90%以上とも言われております。

内壁における塗り壁はやっぱり外壁と一緒で少数派です。

そんな塗り壁のうち、弊社で採用しています西洋漆喰にはたくさんのメリットがあります。

順次お伝えしていきますが、今回はその中のいくつかをお話をしたいと思います。

 

①アルカリ性による防カビ効果

漆喰内部は強アルカリ性のため強い殺菌作用があります。

建物の最大の敵であるカビ菌が繁殖すると、腐敗菌なども増殖し、ダニ、シロアリも

盛んに繁殖し、建物は食い荒らされ朽ちてしまいますく。

カビは水分、温度24℃以上、湿度60%以上、PH9以下のとき爆発的に繁殖し

有害胞子を放出します。

これが喘息や呼吸器疾患、アレルギーなどを引き起こします。

化学物質と同じく、カビもシックハウスの原因の一つです。

しかし、漆喰壁にはカビは生えません。

その秘密は漆喰の持つ強アルカリ性にあります。

漆喰の表面は空気中の二酸化炭素を吸収し炭酸化で中性化していきます。

しかし、内部は強アルカリ性を保持していますのでカビ菌は生息できません。

他の腐敗菌なども同じです。石油系の化学建材自体にはこのような防腐効果がありません。

そのため有毒な防腐剤、殺菌剤などを添加して施工され、それが室内に蒸発気散して、

深刻なシックハウス被害を引き起こしてきました。

その点からも漆喰の有用性が確認できます。

 

 

②すぐれた吸放湿性能による調湿性

漆喰はミクロの孔が無数にあいている多孔質構造となっています。

その構造により空気中の湿度を吸収し、さらに放出します。

結果、調湿性能にとても優れています。

季節の変化に耐え、湿度が低いときには湿気を放出し結露を防止します。

これもカビが付きにくい理由の一つです。

日本は四季がはっきりしており、湿度の変化がとても激しい気候です。

漆喰はその日本の風土にとても合った建材とも言えます。

 

以上、今回は2つの効果・性能について話しました。

また次回、その他について話したいと思います。

 

フェスティナ・レンテ三河支店では実際の塗り壁が見たり触って頂けるように

なっておりますので少しでも興味があるようでしたら気兼ねなくご来店下さい。

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