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耐震工事って何をするの?
こんにちは、リノベーションの高木です。
今年もあと1か月をきりましたね。
2024年を順番に振り返ると、元日の能登半島地震がまず思い起こされます。
今年はお客様にも「お正月の地震があったから心配で、、」とご相談をいただく事が多かったです。
地震に備える方法として「耐震工事」を行いますが、どんな工事をするか知っていますか?
大まかには基礎・壁・柱の補強と、屋根の軽量化を行います。
今回は、現在進行中のリノベーション現場の壁補強の様子をご紹介します。
構造用合板という板材や、筋交いという斜め材で補強をすることで、地震に対抗できる強い壁(耐力壁)にしていきます。
補強の仕方はバランスをみながら、どこをどのように補強するかを考えます。フェスティナ・レンテでは耐震相談士が補強の計画をしています。
バランスを考えずに補強をすると、工事をしても弱い部分から崩れてしまう可能性があります。工事前にしっかりと計画することで、バランスが良く強い家になるのです。
特に昭和56年5月以前の住宅は旧耐震基準という古い基準で建てられているので、地震時の倒壊の可能性が高くなります。旧耐震基準のお家は現在の耐震状況を調べてみる事をおすすめします。
大切なお家と家族を守るために耐震工事を考えてみてはいかがでしょうか。